ソチオリンピックの開会式では、
選手入場が「ロシア語での表記順」。
日本は最後から二番目、
開催国のロシアを除けば、実質最後でしたね。
日本はロシア語で「ヤポーニヤ」と言いますが、
この「ヤ」というのがアルファベットの最後になります。
英語のRを左右反対にしたような形です。
もう今から20年前のことになりますが、
大学時代、第二外国語としてロシア語を選択しました。
ほかには、ドイツ語、フランス語、中国語が選べたのですが、
どうしてロシア語だったのでしょうかねぇ。
ロシア語はAから始まり、基本的なアルファベットは英語に似ています。
しかし英語と同じ形の文字でありながら、別のアルファベットの読み方をするなど、
微妙に違うところが暗号みたいで面白かったです。
たとえば、「C」、
英語では「シー」ですが、ロシア語では「エス」と読みます。
「P」は「ピー」ではなく「エル」、
「H」は「エイチ」ではなく「エヌ」です。
逆に、「エイチ」に当たるロシア語のアルファベットはというと
「X」となります。
私の名前はハ行が含まれているので、
ロシア語で名前を書くと、「X」が入ってきます。
なんだか自分の名前なのに、
そうじゃないみたいな不思議な感じです。
そしてアルファベットには筆記体もあるのですが、
筆記体で書くと、さらに混乱します(笑)
「T」の筆記体は英語の「M」の筆記体と似ています。
たとえば「田中」さんだと、
英語では「Tanaka」ですが、
ロシア語表記は「TaHaka」、
さらに筆記体で書くと「MaHaka」となり…。
「まはか」さんになっちゃいます。
ここしばらくロシア語を書くことなんてありませんでしたが、
オリンピックを見て懐かしくなりました。
あいさつ程度には復活するぐらい、また少し勉強してみようかな