年齢を重ねて思うことや考えること

今更恋をするつもりはないけれど、やはり女性に生まれた以上ある程度のお手入れは必要だと思っています。
肌や髪の毛などは、ちゃんとケアしているかどうか見れば分かりやすいものかもしれません。

若い頃は適当にやっていても、それなりに見えていたと思います。
しかし、年齢を重ねてくるとそうは行かなくなるのです。
見た目も触った感じも異なります。
昔は私も、化粧品は何を使っているのかとよく訊かれたものです。
特別な物を使っているわけでもありませんし、お金をかけているわけでもありませんから、そんなことを訊かれても困ったものでした。
しかし自分も年齢を重ねてみて、肌の綺麗な人に色々訊いてみたくなる気持ちも分かるようになりました。
とにかく何とかして、シワやシミ毛穴対策をしたいと真剣に考えていますから、良い情報が欲しいのです。
老いることが怖いとは思っていませんが、こうやってどんどん変化していくことは受け入れがたい時があります。
まるで何か強い磁石のようなもので、マイナスの方に引っ張られているような気持ちです。
黒っぽい洋服ばかり着ているなんてもったいないと思いました。
どんどんおしゃれして、出かける方が楽しいでしょう。
それに、お化粧やヘアスタイルを整えて、たくさん楽しまなくちゃきっと後悔すると思うのです。
今よりも若い日は、やってこないのですから。
この年齢になったからこそ、やるべきことが色々あるのかもしれません。
そう思ったら、あれもこれもと色々思い浮かんできました。
自分にかけるお金も時間も、もう少し増やした方が良いかもしれません。

年齢よりも気持ちが大事

私の職場には60を過ぎたパートさんが多い。
昔は60過ぎはおじいさん、おばあさんだったが、
今ではそんな扱いをしたら失礼。みんな元気である。
でも、人によっては精神的には年をとっているな、と感じることがある。
それは、すべてを年のせいにすること。

30代の私が何かをいうと、「若い人はいいわね」といったり、
スマホやパソコンの話をすると「若い人ならいいけど私にはわからない」
などという。
年のせいにしたらおしまいじゃないか?と思う。
私の母も、祖母も決して年のせいにはしない人なので、
余計に気になる。
若いからとか年だからとか、関係ない、気持ちの問題だと思う。
現に私の母はパートさんと同年代だけど、パソコンもスマホも使いこなしている。
まあ、もちろんできないこともあるけれど、年のせいではないと思う。
というか、なにもパートさんだけでなく、私と同級生の友人も
「この年だからもうピンクは着れない」などという。
目の前でピンクを着ている私に向かっていうことか?
年齢なんて気にしないで、自分の気持ちに正直に着たいものを着たり、
便利だと思うものは取り入れていかないとどんどんおいていかれると思う。
逆に無理やりにでも取り入れれば自分のものになると思う。
「年だな」なんて19の頃から多分みんな感じてる。
ああ、もう二十歳になっちゃう、って。
だけどそれを理由になにかをあきらめたら人生をするのではないかと私は思う。