海外取引先の人々の勤勉さを見て

私の勤務先は大企業というわけではありませんが海外との取引が頻繁にあり、特にうちの営業所では、国内で受注した製品の図面を海外の取引先へFAXして海外で製造してもらい、輸入して国内で販売するという業務がメインとなっています。

もちろん、海外とやりとりするわけですから英語を使うのですが、相手はヨーロッパや米国などの英語圏の国ではなく、中国や韓国、インドネシアといったアジアの国なので、お互いに片言のなまった英語で会話しています。

細かいことは図面上で指示しているとは言え、本当に通じているのか不安になることもありますが、今の所目立ったトラブルは起きていません。
最近は各取引先の担当者の日本語が随分と上達し、日本語で打ち合わせができるようになりました。

助かる反面、海外取引先の人々の勤勉さと努力を見て身が引き締まる思いがします。
ということで、こちらもせめて簡単な英会話程度の習得を目標に、個人的に頑張る事にしたのです。
周りを巻き込むと、何かと面倒ですからね。

英会話の習得は、自己啓発と実務と趣味の全てを兼ね備えているので、全く苦にならないのですよ。
ただ、会社を通じての通信教育だか何だかを受講すると、受講料の助成があるとか聞いたことはありますが、通信教育よりもネイティブ相手の実践が早いと考えたので、通学にしました。

会社の周辺環境が良く、通学には差し支えないので、やりがいもあります。

海外経験等がないとできない専門的な仕事

中学生の時は、文法や単語がまだ簡単だったこともありますが、英語が楽しい、得意な科目でした。
授業のはじめに先生が毎回英語の歌を流してくれたのも楽しい思い出として残っています。
発音も重視されていて、先生に発音をチェックされながら英語の物語を丸々クラス全員の前で暗誦することもありましたが、これも楽しいことでした。
ところが高校に入ると、英語の印象がガラリと変わりました。
毎回の授業までに難しい長文を予習し、単語をチェックし、先生に指されると答えなければなりません。
先生が怖かったのもありますが、ただただ英語の予習と授業が苦痛なものでしかなくなりました。
高校時代から英語は難しい、苦手なものとなり、大学でも真面目に勉強することはなくなりました。
結婚し子育てをはじめたときにまた英語が気になりはじめ、英会話学校に通い始めました。
外国人の先生とのコミュニケーションが楽しく、ひさびさにまた英語の勉強をはじめようと思い、通信講座で翻訳の勉強を今始めたところです。
将来英語の論文を読んだり仕事で使うには今の日本の英語教育で基礎を築いておくことが重要であると思う。
しかし受験英語は単語から文法に至るまで暗記暗記で英語が楽しいというより苦痛なものとしてしまっていると思う。
だから小学生の英語教育はまず英語が楽しい、外国の人とコミュニケーションをとるのが楽しいと思わせることが大事だと思う。

早期英語教育も英語の単語をカードやテキストで覚えさせることは意味はないように感じる。
それよりも外国人の先生と遊んだり話したりしながら自然と英語に親しむことが大切なことではないかと思う。
そこから英語の絵本を読んだりして単語や文法を覚えていくのが理想ではないかと思う。

久しぶりのオフィス出勤