友人ととにかく一日美味しいものを食べまくろう、という主旨のもと、築地グルメツアーを敢行したことがある。
添乗員なしの定員2名のスーパーミニマルツアーだ。
築地といえばもちろん新鮮な魚介類ということで、われわれも例に漏れずその美味しい魚介を皮切りにプランを組んだ。
まずは、昼にうに丼を食べる。
海鮮丼でもよし。
築地市場をぶらぶらしつつ、美味しそうなものを見つけたら食す。
その後夕飯は銀座のほうへ足を伸ばしていいステーキを食べよう、という今考えてもリッチなプランだ。
まずは、その昼ごはんのうに丼のために、われわれは市場内のご飯屋さんがかたまっているところを物色した。
できればカウンターのすし屋がいいね。
今日は金に糸目はつけないから奮発だね。
なぞと話しながら、何軒かそんなようなお店を横目に見ながら通り過ぎた。
入れない。
素敵なすし屋も通り過ぎた。
入れない。
決して満員で入れないのではなくて、見えない高い敷居のおかげで入れないのである。
決して店側がそういう態度をしたのではない。
おそらくは、そんなこと毛ほども思っていなかっただろう。
だがそこは所詮庶民のわれわれ。
たまに金に糸目をつけず美食豪遊しようと思っても、いざとなると気持ちがびびってしまうという悲しい性なのである。
結局、チェーン店でうに丼を食べた。
程ほどに美味しかったが、初っ端から目的を完璧に達成できない自分が不甲斐なく、しかもうに丼がかなり腹持ちがよかったせいで、夕飯のステーキなんかはとても入るわけもなく、ただただうに丼を食して帰ってきたのだった。
東京行きの夜行バス
先に書いたようなラグジュアリーな環境でのバス旅もいいですが、結局、「長時間バスに乗って揺られる」という事実は変わらないので、費用を節約したいとか、ゆっくり移動も含めて楽しみたいというバスに乗る目的がきっちりある方のほうがおすすめです。
いよいよ、飛行機でも早割を使うとさほど料金も変わらなくなっているので。
あと、考えられるメリットとしては、早朝に目的地に着くというところです。
各種テーマパークに行かれる方は1日満喫するためには早く着ける夜行バスがよいかと。
私は東京駅から築地に行って、早朝の市場を楽しめました。
あと東京駅のラーメン商店街?のようなところで、朝から開いている店がありました。
昼間だと行列ができているそうです。
節約でバス旅行をされる方は特にですが、移動中に寝られるかどうかがけっこうポイントです。
着いてからすぐ遊ぶにはやっぱり体力を使いたくないので。
首に巻けるタイプのクッションはやっぱりあると快適です。
が、その後に荷物になるのでどちらを取るかですが。
空気を入れるタイプのクッションもありますが、空気を入れて抜いてという作業が意外と手間だったりします。
新幹線とか短めの距離のバスだと、後ろにだれか座っていると気を遣って背もたれを倒さないで我慢することがありますが、夜行バスは時間が長いので、勇気を持ってひとこと後ろの方に声を掛けて、ぜひ背もたれを倒してください!走り出してからだと車内も暗く、後ろの方も眠ってしまうため声を掛けづらくなります。
こっそり倒そうとしても、後ろの方の体勢によっては少し倒すことすら困難な場合もあります。
最初が肝心です。
重ねてにはなりますが、移動も楽しむような心づもりで利用してもらえればいいかと思います。
それではよい旅を!