映画を見た後のお楽しみは、映画館の近くにあるインド料理屋でナンとカレーを食べること。
家の子供は、ナンとカレーが何より好きです。
普通のカレーライスも好きなようですが、とにかくナンに目がありません。
確かに、目の前でこんがりと焼きあげてくれるお皿からはみ出るような大きさのナンは、なんとも言えない甘みと食感があります。
フワフワしていてカリッとしていて、いくらでも食べられそうな味です。
だから、子供の好きな気持ちも非常に分かるのです。
映画を観るのは私も好きですから、一緒に行くことがよくあります。
その後は、決まってインドレストランでナンとカレー。
お店の人にも、すっかり顔を覚えられてしまいました。
注文するものもいつも同じ。
座る席もいつも同じ所です。
ナンを焼くところが見られるスペシャル席で、インド人らしきコックさんがこちらに微笑みかけながら、焼いてくれるのです。
子供が小さかった頃は、小麦粉がビヨンと伸びて、それが自分の顔よりも大きくなって目の前に出されるのがとても面白かったようです。
もしかしたら、それは今も同じかもしれません。
10年位前は、このあたりではインド料理のお店は珍しく、インドの方にお会いすることも全くありませんでした。
東京で食べたことが一回あるだけ。
しかもけっこう高かったような記憶があります。
しかし今、あちこちにインド料理のお店ができていますし、インド人の方も良く目にするようになりました。
価格もリーズナブルです。
インドだけではありません。
様々な国の料理を食べることが簡単にできる時代です。
グローバル時代ですね。
ライブとカレー
今度某アーチストのライブを見に行くのですが、
ライブそのもの以外にもうひとつ楽しみがある。
それはそのライブ会場にあるカレー屋さん。
もうはまっていて、ここに行くのが本当に楽しみ!
私はカレーがそれほど好物というわけでもなく、
小さい頃から夕飯がカレーでも嬉しくなかったし、
カレー専門店にいくことはあっても
学食なども含め、それ以外の店でカレーを注文したことは今まで一度もない。
決してカレー好きではないのだ。
でも、あの店のカレーだけは格別だ。
インドカレーでもなく、洋風カレーでもなく、タイカレーでもない。
全部が合わさったような味ともいえる。
エスニックのような、でも慣れ親しんだ味のような感じもする。
ベースのカレーだけでも不思議なのに、トマト、きのこ、チーズ、たまごなど、
具によって味わいがまったく違う。
この味にはまって、その会場に行くたびにここのカレー屋に行っている。
だからいろんな人にこの店を紹介している。
都内に何店舗かあるのだが、普段私が行くような場所にはないので、
ライブ専用のような感じになっている。
ライブに2days行ったときは2日連続で通ったりもした。
一日目は定番の味で、二日目はちょっと冒険の味。
具によって味が変わるので2日連続でも飽きないのだ。
なんでこんなにはまっているのか、自分でも不思議である。
と、書いているだけでまたあの味が食べたくなってきた。
だったらそれだけのために訪れればいいのだが、
ライブ専用という特別感が私をまたあの店に向かわせているのかもしれない。